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【岩手が産んだ】菊地秀規2【小悪魔】

1 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/04(日) 22:01:22
いつもここから菊地秀規様のアンチスレッドです。
■前スレ
http://tv9.2ch.net/test/read.cgi/geinin/1151223780/l50
■公式HP
http://www.momineko.gr.jp/itukokoindex.html
■相方のHP
http://www.k5.dion.ne.jp/~project/yamada/yamada.html
ID:yamada PASS:2359

2 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/04(日) 22:04:47
この人自殺したよね

3 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/04(日) 22:08:11
>>2
いつ?

4 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/04(日) 22:17:14
 (`Д´(`  )<小悪魔な菊さま。おやすみなさい。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|
|  | ̄ ̄ ̄ ̄|  |
|  |  @  @|  |
|  |@  @  |  |
|  |____|  |
|__________|



5 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/04(日) 22:17:18
>>1
乙!でも何故アンチスレ?w

6 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/04(日) 22:25:02
>>2
山田の間違いでしょ

7 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/04(日) 22:25:21
「お兄ちゃんは最低です」三年にわたり妹の下着を盗み続けた兄、実名公表へ


《週間新潮より》
神奈川県警は1月21日川崎市に住む21才男性(無職)を下着窃盗の容疑で書類送検をした。
容疑者の21才無職男性は三年間にわたり、同居の妹(17才女性)の下着を自分の部屋に隠し続けたとのこと。
容疑者が実の兄と発覚するまでの三年間、合計で隠された下着は約40枚。
「何かおかしいと思ったんです。」と被害者の17才の妹は説明する。
「近所で下着を盗まる被害があったのは私の家だけだったんです。三年前から1〜2ヶ月おきに一枚づつなくなっていて、
気味が悪かったので被害届を出したんです。最初は全然取り合ってくれなかったんですけど、ようやく二年目になって
警察の方が真剣に取り組んでくれました。」

21才男性(無職)は1月の中旬に同宅ベランダで下着を物色中の所を、パトロール中の警官に見つかり事情聴取を受けていた。
神奈川県警と被害者の17才女性の両親との話合いの結果、身内上のトラブルということで書類送検だけに留まったが、妹の怒りはおさまらなかった。

「下着を盗んだだけじゃなく私の下着を『戦利品』と言ってインターネット上で公表していたんです。」
県警が押収した21才男性のノート型パーソナルコンピュータより盗まれた下着と、その写真を掲載する大型掲示板の履歴が発見されたのだ。
その掲示板上では21才男性と見られる書き込みと写真の掲載が三年前から続いていた模様。

「兄は大学受験を失敗して浪人生なんですが、勉強もしないで部屋に篭ってばかり。
部屋から出てくるのはご飯の時だけで、部屋に入ろうとすると怒鳴るんです。耐えられません。」
21才の兄との同居を拒む17才の妹は、今回の刑事事件を元に民事訴訟を起こす動きを見せている。
民事訴訟で17才女性が兄である21才男性の同宅からの退去を求めているようだ。

しかし民事訴訟となると刑事訴訟とは違い、訴えを起こせば基本的に原告、被告名が公表される。
この件に対し17才女性は「名前を公表すれば兄はここから出て行ってくれるからむしろ公表して欲しい。お兄ちゃんは最低です。」
と怒りをあらわにした。

問題の21才無職が書き込んでいたスレッド↓
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1170573840/

8 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/06(火) 22:20:38
 何の不自由もなく育ったその美しい青年はいつも思っていた。
「ああ、なぜ僕を愛してくれる人、好きになってくれるひとがいないんだろうか?
 どこへいけば愛をもらえるんだろう。」
鏡の中に映る自分をみつめながら、青年は想う。
なぜ、自分は生まれたのだろうか?
父と母が出会ったから。ではなぜ二人は出会ったのだろうか・・・。
考えてもきりがないけど、自分は愛する人といつ、どこで出会えるのだろうか?
なんとなくそんな出会いは無いのではないかという不安が青年を襲う。
誰からも好きって言われたことが無い自分。
もちろん自分から女子に告白したこともないけれど・・・。

9 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/06(火) 22:26:04
ここから出て行けば何かが変わるだろうか?
ここにいても希望がもてない、恐らく平凡で地味な暮らしが待っているだけ。
ただでさえ地味でぱっとしない自分を変えたい。いや、変えなければならない。
そうだ、東京へ行こう。そして、漫画家になるんだ。
自分の道を決めた青年は、東京へ行けば人生が開けると信じた。

愛が欲しいと嘆く男が実は自分の知らないうちに愛されて愛されてどうしようもない
という状況になっていくという、痛快ラブコメディー。
題して
「愛され秀規の一生(仮)」
近日、公開予定!
(あんまり期待しないように!)


10 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/06(火) 22:27:38
 (`Д´(`  )<愛され秀規さま。おやすみなさい。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|
|  | ̄ ̄ ̄ ̄|  |
|  |  @  @|  |
|  |@  @  |  |
|  |____|  |
|__________|



11 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/06(火) 22:40:36
つまんなさそうw

12 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/07(水) 02:44:07
確かにw

13 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/07(水) 22:05:24
評判が悪そうなのでお蔵入りさせます。
お騒がせしてすみませんでした。
おやすみなさい。

14 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/07(水) 23:10:50
ええええええ!!!!!!書いてよ!いえ、書いて下さい。ここは何でもありなんだから!

15 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/08(木) 00:04:53
常に声が裏返ってる感じが凄く嫌。

16 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/08(木) 00:17:36
私は作家様の大ファンですw
>>13
つまらなさそうと言う人もいれば、>>14の言うように楽しみにしている人もいます。
私は出来れば書いてほしいです。

17 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/08(木) 21:35:09
>>15
確かに声は高すぎる気がしますが、こればかりはもうどうしようもないので
どうか嫌がらず、好きになってあげてください。

18 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/08(木) 21:58:53
甲高い声がたまらなく好き!

19 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/08(木) 22:46:45
 (`Д´(`  )<菊さまの声好きです。おやすみなさい。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|
|  | ̄ ̄ ̄ ̄|  |
|  |  @  @|  |
|  |@  @  |  |
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20 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/09(金) 20:29:40
実は私も菊地の声が好き

21 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/09(金) 21:03:38
俺も菊地の声が好き。

22 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/10(土) 21:42:11
 (`Д´(`  )<菊さまの不安な気持ち取り除いてあげたいです。おやすみなさい。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|
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23 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/11(日) 19:35:23
過去ログに入ってしまって見れないので、どこで小説終わったか教えてください。
トイレに閉じこもってかみそり負けしたところまで読んだんだけど。

24 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/11(日) 19:52:51
991 :名無しさん@板分割議論中 :2007/02/10(土) 10:42:38
ヤバイ!毛の処理忘れてた!!!
冬だと長袖だからついつい忘れちゃうのよね・・・ってそんな事言ってる場合じゃない!

「やっぱりダメー!!!」
「そんなに恥ずかしがるなよw」
「恥ずかしいんじゃなくて・・・ダメー!!!」
私は菊さまを突き飛ばしトイレに逃げ込んだ。

ドンドンドン!
「○○ー?どうしたんだよ!?開けろよ!」
「ちょ、ちょっと急にオシッコしたくなっちゃった!すぐ済むから向こうで待ってて!」
「分かった。」

ふぅー何とか免れた。でもこれからどうしよう?私は便座に座り考えた。
うーん・・・そうだ!確か洗面所に菊さまの髭剃があるはず!
私はそっとトイレから出て洗面所にある髭剃を取り、またトイレに入った。

これで大丈夫!ショリショリ・・・あれ、こんな所にも無駄毛が・・・ショリショリ・・・。

これで完璧かしら?・・・あっ!シェービングジェルつけなかったから切れて血が出ちゃった!
こっちは剃刀負けして真っ赤だし・・・こんな身体見せられない!

ドンドンドン!
「おーい!まだー?」
「ちょ、ちょっと待って!」

これからどうしよう!どうすればいいのー!

終わり

25 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/11(日) 19:54:56
>>23
過去ログは>>24の小説で落ちてる。続きが気になるよ!

26 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/11(日) 21:42:41
ドンドンドン!
菊さまがせかしてくる。
「おーい○○、大丈夫?具合悪いのか?」
無駄毛処理に失敗してしまった私は途方にくれておりました。
「おい、お腹痛いのか?大丈夫か?」
「はい、大丈夫です・・・。」
どうしよう。このまま出ないわけにも行かないし。えい、恥ずかしいけど・・・。
私はドアをそっと開けた。
「おお大丈夫か?えらく長いから倒れてるのかと思ったよ。
 あれ?剃刀なんで持ってるの?」
「ああ、実は・・・。」
「あれ?お前腕から血が出てるじゃん、足からも。どうしたんだ?」
菊さまは不思議そうに聞いてくる。
「はい、無駄毛を剃ってなかったので、菊さまの髭剃り借りてトイレでこっそりそってました。
 でも、なにも塗らずに剃ったので剃刀負けしてしまって・・・。」
私は自分でも情けなくなりながら菊さまに事の顛末を話しました。
「はははは、なーんだ。そんなこと隠さなくても風呂場で堂々とやればいいことじゃない。
 正直に言ってくれれば良かったのに。」
「すみません。どうしても菊さまに無駄毛を見られるの恥ずかしくて・・・。」
私は顔も真っ赤、剃刀負けの跡も真っ赤という赤っ恥の連続で立ち尽くしておりました。
「さあ、シャワー浴びてこいよ。それから消毒しよう。ばい菌入ったらいけないから。」
菊さまは優しい言葉をかけてくださいました。

27 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/11(日) 21:54:30
 秀規は彼女がシャワーを浴びている間、救急箱を取りにいった。
「まったくびっくりするようなことをする女だ。でもそういうところも可愛いんだけどな。w」
秀規はクスリと笑いながらマキロンと脱脂綿を用意した。
「あっ、バスローブも用意してあげておこう。」
彼女が風呂からあがって来たようだ。
「おい、これ着れよ!」
秀規は彼女にバスローブを着せる。
彼女のセミロングの髪が少し濡れている。そして鎖骨部分に玉のようにはじいた水滴があるのを見て、
秀規は彼女の肌の若さをあらためて感じた。益々彼女に女の色気みたいなものを感じた。
「さあ、消毒しようか。」
「はい。ありがとうございます。」
秀規はマキロンを含ませた脱脂綿を彼女の傷口に塗り始めた。
なんとなく恥ずかしがっていたが、彼女は素直に脇の下を見せていた。
「痛々しいな。シャワー沁みただろう。今度から素直に言ってくれよ。
 お前に怪我とかさせたらお前の両親に申し訳ないから。」
「えー!菊さまから私を気遣う言葉がでてくるなんて・・・。熱でもあるんじゃないんですか!?」
彼女は目を丸くしてびっくりしたような表情をしていた。
秀規は顔を赤らめ、自分でもなぜそんな言葉が出たのか不思議だったが、それは本心であることは分かっていた。
「うるさい!あまり喋るな、喋るとお前はブスになる。」
「そんなーひどい!」
彼女はふくれっつらになった。


28 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/11(日) 22:01:16
 秀規は彼女の消毒を終えると、エアコンの温度設定を上げた。
「さあ、ソファに寝そべってみてくれ。」
彼女は言われるままに動く。
「そうそう、それじゃあ脱いでみて。」
彼女はゆっくりバスローブを脱いだ。白くて丸みを帯びた体。
何度も抱いた体だけど、とても眩しく思えた。
「じゃあ、その体制で描くから。」
秀規はスケッチブックと鉛筆を持ち、スケッチし始めた。
「菊さま、何十分ぐらいかかりますか?」
「ああ、30分ぐらいかな。」
「えー私この体制無理ですよ〜。」
「我慢しろ、なるべく早く描くから。」
「早くしてくださいよ。」
「もう、あまり喋るな!集中させろ!」
秀規の顔が真剣なのを見て彼女は黙った。

29 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/11(日) 22:29:41
描いていると暑くなってきたので秀規は自分も服を脱ぎ始めた。
下着1枚になってなおも描き続ける秀規を見て、彼女の口が開いた。
「菊さまのそんな真剣な表情初めてです。」
「うるさい!俺はいつでも真剣だ。ていうか喋るな!動くな!」
秀規はヒステリックに怒った。

30分後、どうやら描き終えた秀規はえんぴつを置いた。
「菊さま描けたんですね。見せてください。」
裸のまま、彼女がスケッチブックを覗き込んだ。
「わー、すごい上手。裸を描かれるのって恥ずかしいけど、これだけ上手なら
 許せます。ありがとう菊さま。」
そいうと、彼女は秀規に抱きついた。
「まったく、お前は人並みより体型が悪いんだから。どちらかといえば下半身太りぎみ
 なんだから、あんまり良いモデルではないな。」
秀規はつい毒を吐いてしまった。
「良いモデルではないかもしれないけど、私うれしいです。」
彼女は秀規の毒にも怒らず、それどころかキスをしてきた。
「そうだ、モデルしたんだから、何かご褒美をくださいよ。」
「なんで?」
「なんでって、裸婦のモデルさんでもバイト代とかもらうものじゃないんですか?」
「まったく強欲な奴だ。」
「強欲って、菊さまこそ欲の固まりみたいじゃないですか。それもエロい欲の固まりですよね。
 私の裸描いて本当はどうするつもりなんですか?まさかどこかに売りに行く気じゃないでしょうね?」
「ぷぷぷー!お前のこんなトドみたいな裸だれが買うんだよ。俺ぐらいのもんだぞ、文句言わずに
 お前のこと抱けるの。」

30 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/11(日) 22:39:54
「ひどい。じゃあ、今まで我慢して仕方なく私のこと抱いてたってことですか?」
彼女はなみだ目になっていた。
そんなことない。いつだって真剣にお前のこと抱いてるよ。この絵だってお前の若さを
永遠に残しておきたいから描いたんだ。でもこんなこと恥ずかしくて言えない。
秀規は本心と裏腹なことを言ってしまう。
「ああ、そうだよ。だいたいお前から誘ってきたじゃん?」
「そんなー、そんなことないですよ。最初に誘ったのはそっちでしょ。私よく覚えてますよ。」
彼女はもう、泣きそうだった。
「そうだったけ、もうどっちでもいいだろうそんなこと。さあ、服着れよ。」
そういうと、秀規はエアコンの温度をいじりだした。

私は菊さまに言われたことが胸に突き刺さって、とても情けない気持ちになっていました。
今日私一体何しに来たんだろう?剃刀負けして、シャワー浴びて、消毒して、そして菊さまのわけの分からない
写生に付き合って。おまけにトドだって。そして今まで仕方なく抱いたっていうのが腹が立つ。
私やっぱり遊ばれてたのかなあ。愛してくれてるとばかり思っていたのに。
私は素早く着替えると、菊さまに挨拶もせず、玄関に向かっていた。


31 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/12(月) 19:07:21
作家様カワユスage

32 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/12(月) 21:44:07
 「おい、すきやきの用意してるから食べようよ。あれっ?」
振り向くと彼女はいなかった。秀規はあわてて玄関に行く。
靴が無い。ドアを開けてみると、エレベーターに向かって歩いていく彼女が見えた。
「おーい、待てよ。夕飯食べていけよ。」
秀規が呼び止めても彼女は知らん顔。そのままエレベーターの中に消えていった。
秀規は階段で降りて追いかけた。
「やばい、さっき言い過ぎたかな。」
ちょっと後悔しつつ、秀規は彼女を追いかけ、下の道路で追いついた。
彼女の腕をつかむ。
「離してください。この人痴漢ですって叫びますよ!」
彼女は冷めた目で秀規を見た。秀規はあわてた。
「ごめん、さっきは言い過ぎたよ。許して!機嫌直して戻ってきてよ。」
「嫌です。もうあなたに抱かれたこととか食事したこととか全部帳消しにしたい気分です。
 もう会うことも無いと思いますので。さよなら。」
そういうと彼女はスタスタと歩き出した。
「なんで急にそんなによそよそしいんだよ。さっきはキスしてくれたじゃないか。
 なんで今までのこと帳消しなんだよ!俺はぜったいそんなの認めないぞ!」
「うるさいわね。認めたくなければ勝手にどうぞ。私はもう帳消しにしたの。
 もう家にも来ないでくださいね。着たら警察よびますから。」
「おい、待てよ、なんで急にストーカー呼ばわりなんだよ。何がそんなに気に入らないんだ。
 言ってみろよ。」


33 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/12(月) 21:51:05
「何言ってんのよ、そんなの自分が一番分かってるんでしょ!自分の胸に聞いてみなさいよ。
 もう、離してよ、しつこい男大嫌い!」
そういうと彼女は秀規の手を振り払った。ものすごく強く。
しかし、尚もしつこい秀規は彼女を追いかけた。
「おい、しつこいのは俺の特徴だ。それはお前も充分承知してるはずだろ。
 なんなんだよ。お前俺のこと愛してるって言ってくれたじゃないか。あれ嘘か?」
「愛してたわよ。誰よりも一番、世界で一番愛してた。でも、あなたは私のこと愛してないじゃない。」
そういうと、彼女の目から大粒の涙が零れ落ちた。
「そんなことない。俺はお前を・・・愛してる。何で分かってくれないんだ。」
「嘘よ、信じないもう、絶対・・・。」
そういうと、彼女は走って暗闇に消えてしまった。
「○○、待ってくれ〜!」
秀規は尚も追いかけた。


34 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/12(月) 22:03:46
 私は家に逃げ帰りました。
「おかえり、どうしたの。息が切れてるけど、それにどうしたの涙が出てるけど?
 なにかあったの?」
母に問い詰められた私はことの顛末を話しました。
「菊さまにお前はトドみたいだって言われた。お前と付き合えるのは俺ぐらいのもんだとか、
 仕方なく付き合ってやってるって言われたの。だからもう別れることにしたの。
 家に来ても入れないでね。警察呼ぶって脅してやってね。」
「そんなこと本当に言ったの?あなたたちのことだから売り言葉に買い言葉で心にもないこと
 言い合ったんじゃないの?本当に菊地さんそんなこと思ってるのかしらね。」
「もう、どうでもいいよ。すっかり冷めちゃったから。それより早くご飯頂戴。」
私は椅子に座り、ご飯を食べ始めた。
ドンドン、ドンドン
「ごめんください!○○さんいらっしゃいますか。菊地です!」
「うわ、お母さん絶対開けないで。無視して。」
「そんなわけにもいかないでしょ。私が話してみるわ。はーい少々おまちください。」
そういうと母は玄関に向かった。私は菊さまに絶対会いたくないから部屋へ逃げ込んだ。


35 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/12(月) 22:08:44
「こんばんは。○○さんいらっしゃいますか?」
「はい、おりますけど・・・。なにか喧嘩したそうですね?」
「はい、そうなんです。どうも誤解させてしまったらしくて・・・。 
 僕が悪いんです。○○さんのこと傷つけるようなこと言ってしまったから。」
「○○もさんざん菊地さんにこれまで迷惑かけたんでしょうからね。多分誤解が解けたら
 今までどおり仲良くなれると思うんだけど、○○でてらっしゃい。」
お母さんが呼んでる。絶対言ってやるもんか。
「お母さんちょっと上がらせてもらっていいですか?」
「はい、どうぞ。」
「おじゃまします。」
やばい、菊さまがこっちにやってくる。ぜったい部屋のドアあけてやらないからな。
私は鍵をかけ、ベッドに入った。
 

36 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/13(火) 20:09:17
ドンドンドン
「おい!○○開けろよ。話し合おう。俺が悪かった、許してくれ〜!」
秀規は甲高い声で彼女に懇願した。しかし返事は無い。
「おい!無視か!無視するなんて一番卑怯なやり方だぞ。何とか言ったらどうだ!」
「・・・・・。」
彼女からの返事はやっぱり無い。
「菊地さんごめんなさいね。うちの子意地っ張りだから。○○いい加減出てきなさい!」
彼女のお母さんも彼女の部屋のドアをドンドン叩いた。
しかし返事は無い。
秀規はこのままここにいてもらちが明かないので、帰ることにした。
「お母さんお邪魔しました。今日は帰ります。でもまた来ると思いますけど・・・。」
「ごめんなさいね。また来てね。」
秀規は挨拶をすませると、とぼとぼと暗闇の中に消えていった。

37 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/13(火) 20:42:58
 菊さまが帰ったのを見計らって私は部屋から出た。
「あーあお腹減った。あらためていただきます。」
私はご飯を食べ始めた。
「まったく、無視することないじゃない。すごく寂しそうに帰っていかれたわよ。
 後で電話してあげなさい。」
「いやなこった。二度としないもん。」
「あれだけ親の反対を押し切って付き合ってきといて、もう別れるって、根気がなさすぎるわ。」
お母さんがぶつぶつ文句言い出したので私はわざとテレビの音量を上げた。
そして早めにご飯をかきこんで、風呂に入った。
風呂に入って考えてみた。
あんなに愛していた菊さま。でも今は許すことができない。
へそ曲がりで強情だといわれても私の気が治まらない。
菊さまが参ってしまうまでこのままで居てやろう。
私はこうやって菊さまへ徹底抗戦することを心に誓った。


38 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/13(火) 20:49:17
部屋に戻った秀規はしばらく真っ暗な部屋の中で、床に座り込んでいた。
どうすればいいんだろう。こんなに愛しているのに、あいつにうまく気持ちを
伝えることができなかった。全然許してくれそうにも無い。無視されるのが
こんなに辛いなんて思わなかった。
秀規は灯りをつけて、テレビをつけた。音が無かったら気が狂いそうだ。
悲しいけど、腹が減ってきたので、すき焼きを食べることにした。
でも、なんだかなあ。一人で食べるすき焼き、あまり美味しくなかった。
あいつと二人で食べれると当たり前のように思っていた自分がとても浅はか
だったことに気がつく。
あまり箸も進まないまま、食事を終え、風呂に入ることにした。
風呂の中で瞑想する秀規であった。

39 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/13(火) 22:05:27
 湯船につかりながら考えた。
メールを送ってみようか。でも、無視されるかなあ。それとも電話?
やるだけやってみようか。それで、だめなら、手紙を書いてみようか?
手紙なら、お母さんに渡してもらえるからなんとかなるかもしれない。
よし、まず電話、メール、で、だめなら手紙にしよう。
秀規はそそくさと風呂からあがると、さっそくメールしはじめた。

40 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/14(水) 20:55:36
「愛する○○へ
 ○○の嫌がることいっぱい言ってしまってごめんなさい。
 本心で言ったのではないことを分かってほしい。
 どうかもう一度話す機会をください。
                   秀規より」
送信。



41 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/14(水) 21:00:54
私の携帯が鳴った。
多分あの人からだろうと思った私は知らん顔で雑誌を読んでいた。
でも、すぐに気になってしまって落ち着かないので携帯を開いてみた。
メールが入ってた。
「へーえあの菊さまがごめんなさいだって。本当かしら。」
私はまだ菊さまへのわだかまりが消えていなかったので、信じることができないでいた。
もうしばらくほっておこう。それでも私のこと追って来たらそのとき考えればいいや。
私は、菊さまへの返事を保留にすることにし、その日は眠りについた。

42 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/14(水) 21:08:55
結局一晩中返事を待った秀規であったが、○○からの返事は無かった。
「やっぱり、相当怒ってるんだな。どうしようか。」
秀規は寝不足のまま、その日は仕事へ出かけた。

夕方、秀規の携帯が鳴った。
「もしかして、あいつから?もしもし・・・。」
「あっ、もしもし、俺だけど。」
それは親友のAからの電話だった。
「ああ、お前か、なんか用か?」
秀規はがっかりした声を出した。
「なんか俺からの電話じゃあ、がっかりみたいだけど、機嫌悪いの?」
「別に。」
「あのさー、今から寿司でも食べに行かないかなと思って。」
「ああ、寿司ねー、どうしようかな・・・・。」
「えー、行かないの?お前寿司好きじゃん?」
「うーん、どうしようかな。」
秀規は正直今、寿司どころではなかった。あっ!まてよ、こいつに相談してみようか。
「やっぱ行くわ、7時にいつものところで。」
秀規は電話を切った。

43 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/14(水) 21:16:10
 そのころ私は会社から帰宅中だった。
今日はバレンタインデー。本当なら菊さまに何かプレゼントするはずだったんだろうけど、
今とてもそんな気にはなれなかった。でも、地下街を歩いていると、お店からあふれんばかりの
バレンタインデーの商品が見えると、どうしても菊さまを思い出してしまった。
職場の人には同僚達と話し合って小さいチョコレートをプレゼントした。
菊さまにもプレゼントすれば喜んだんだろうか?でも素直になれない私。
とぼとぼと家へ帰った。
「ただいまー。」
「おかえり。きょうバレンタインだけど、菊地さんになにかプレゼント買ってあるんじゃないの?」
お母さんがニコニコしながら聞いてきた。
「何も買ってないよ。別にバレンタインでもないでしょう。もう別れたようなもんだもん。」
「待ってらっしゃるんじゃないの?何もないんなら、おこずかいあげるから買ってらっしゃい。」
お母さんが財布からお金を出そうとした。
「いいよ、余計なことしないで!」
わたしは母にも素直になれないまま、自分の部屋に閉じこもった。


44 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/14(水) 22:05:56
 午後7時きっかりに、秀規は行きつけのすし屋に到着した。
友人のAはもう来ていた。
「おっす!」
「ああ、元気?」
秀規は、いつ相談を切り出すか迷っていた。
「じゃあ、とりあえず俺はビール。秀規は?」
「俺、お茶でいいや。」
「じゃあ、適当に握ってください。」
お店にお任せにして、二人は喋り始めた。
「秀規、最近どう?」
「どうって別に。なんで?」
「いや、別に、タダ聞いてみただけ。ていうか聞きたいことあるんだけど・・・。」
Aが言いにくそうに口を開いた。
「何?」
「最近お前に女ができたんじゃないかって言う奴がいてさー。俺はまさかって思ったんだけど、
 もしかして本当なのかなと思ったりして、でもお前のことだから内緒にしてるのかなーと思ってさ。」
ドキッとした秀規は、例の相談を切り出してみることにした。
「実は、それ本当なんだよね。」
「・・・。えっ!マジで・・・。」
Aは驚いてあいた口がふさがらない状態になっていた。
「そんなに驚くこと無いじゃん。俺に女がいちゃあ悪いか?」
「いいや、いいけどさあ。お前ってよく女友達とかに難癖つけるタイプだから、
 いやー、お前が納得するような女が現れたっていうのが信じられなくて。」
「実は最初はなんとも思ってなかったんだ・・・。」
秀規は○○との出会いから今日までのことを説明しはじめた。

45 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/14(水) 22:16:29
 そして、この度秀規の写生が元で彼女を怒らせてしまって絶縁状態になっていることを
話した。
「わー、お前らしいな。つい口が滑ったんだろう?」
「そうなんだ。本心じゃないのに、つい意地悪なこと言ってしまって・・・。」
「分かるよ、毒舌家のお前らしい行動だよな。」
「ねえ、どうすればいいと思う?」
「どうするって言われてもね。その女の人を俺が実際見たことないわけだし。」
秀規はそう言われて、こっそり彼女が寝ているところを撮った携帯の写真を見せた。
「うーん、寝てる顔じゃよくわかんないなあ。それに体が写ってないし・・・。」
「なんか良いアドバイスくれよ。お前だけが頼りなんだよ。」
秀規の今にも泣き出しそうな顔を見て、Aは考えた。
「結局、お前がなんで写生することになったかを正直に話すしかないんじゃないの?」
「やっぱり、そうか。でも話したら気持ち悪がられないかなあ、それに恥ずかしいんだよね。本心を話すの。」
「そんなこといっても、それしかないじゃん。恥ずかしさなんて一時のもんだろう。逆に彼女に惚れ直される
 可能性の方が高いと思うけどな。それでだめならいさぎよくあきらめるまでのことだね。」
「えー!あきらめるなんてできない!」
「じゃあ、勇気を出せよ。直接話さなきゃだめだ。なんとか会ってもらえないのか?」
「あいつの母親には優しく接してもらってるんだ。でも取り次いでもらっても、あいつが絶対拒絶してる状態で、
 メールの返事もくれないし。」
「じゃあ、手紙を渡したらどう?母親にことずかってもらえよ。」
「見てくれなかったらどうしよう。」
「見てくれるほうに賭けるしかないよ。見てくれなかったらまたそのとき考えよう。」


46 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/14(水) 22:22:08
 秀規はたらふく寿司を食べ、友人と別れた。
コンビニに途中寄って、パンを買った。明日の朝食べるために。
今晩のうちに手紙を書いてしまおう。
「○○へ
 お前にだまっていたけど、お前をスケッチさせてほしいと頼んだ理由。
 それは、お前の眠ってる顔見たとき、一生この愛しい表情を残しておきたい
 と思って、おもわずスケッチしたんだ。そしたら、他の表情も書き残したいと
 思うようになって。お前と会えないときもそれを見たら元気になれるし、安心できるんだ。
 なのに、お前になぜスケッチするのか聞かれたとき正直にこの気持ちいえなくて、
 つい毒のある言葉で傷つけてしまってごめん。どうぞ、おれのところに戻ってきてください。
                                    秀規 より。」

47 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/14(水) 22:25:38
そして秀規は事故って死にました。
おわり

48 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/14(水) 22:28:17
秀規はここまで書いて安心して風呂に入った。

次の日、秀規は寝坊してしまった。慌てて仕事への支度をする秀規は、昨日買った
パンを口に詰め込み、なんとかぎりぎりセーフで仕事場へ着いた。
「しまった、あいつの家に手紙届ける時間なかったな。しょうがない帰りに行こう。」
秀規は仕事しながらも手紙が気になってしょうがなかった。


やっと仕事が終わり、夜、秀規はくたくただったが、なんとか彼女の家へ向かっていた。
なんか夕方から妙にだるくなっていた。なんだろう、体が少し熱いきがする。
それになんだか体が痒くなっていた。秀規は地下鉄を降り、トイレに入った。
個室に入り、ズボンを下ろすと、腹に何かぶつぶつができている。
「えっ!どうしたんだろう。じんましんか?」
トイレから出て鏡を見ると、首筋にもなにかできていた。
なんだか急にかゆみが増してきたような気がする。
でもかまっていられないので、彼女の家へと急いだ。
このとき、秀規はまだ、大変なことになるとは思っていなかった。

49 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/15(木) 20:00:40
ピンポーン ピンポーン
秀規は逸る気持ちを抑えながら彼女の家のインターホンを鳴らした。
「はーい、どちら様ですか?」
「あのー菊地ですけど、○○さんいらっしゃいますか?」
「ああ、菊地さん、ちょっとお待ちくださいね。」
秀規はドキドキしながら○○が出てくるのを待った。

そのころ私はご飯を食べていて、母が玄関からもどってきてこう言った。
「菊地さんが来てくれたわよ。出てあげなさい。」
「えー、なんで来るんだろう。来られたって迷惑だって言ってよ!」
私は本当はとても気になっていたけど、わざとそう言った。
「そんなこと言わずに話ししてあげなさい。またきっと仲良くなれるわよ。」
「仲良くなる必要なんかないもん。」
「まったく強情な・・・。誰に似たのかしら。菊地さんずーっと待たせるわけには
 いかないから、何て言おうかしら・・・。」
そういうと、母は菊さまの元へ戻った。
すると母の悲鳴が聞こえた。

50 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/15(木) 20:17:32
「ちょっと、○○早く来て〜!」
尋常な状況ではないことはすぐに分かった。
私は箸を置いて、玄関に駆けつけた。
そこには菊さまが倒れていた。
「一体どうしたの?菊さま、しっかりしてください!」
私は久しぶりに目の前に現れた菊さまを見て思わず菊さまをとっても心から心配していた。
菊さまを抱き起こすと、ものすごい顔が真っ赤になっていた。
「わー、熱があるみたい。お母さんどうしよう。」
「なんか、顔や首筋に発疹がすごくあるけど、さっき顔見たときはそうでもなかったのに。」
「うわー、腕にもすごくできてるよ。どうしたんだろう?」
「とにかく病院につれていかなきゃあ。救急病院に連れて行こうか。救急車呼んだほうがいいかしらね?」
「発疹で救急車よんでもいいのかなあ?タクシー呼んで、夜間診療の病院へ連れて行くわ。」
母にタクシーを呼んでもらい、私は玄関に菊さまを寝かせたまま支度を整えました。
「菊さま、しっかりしてください!」
「うーん・・・。なんかすごく苦しい・・・。あ、○○。お前に会えて嬉しい・・・。」
菊さまの消え入りそうな声を聞いて私は、なぜもっと早く菊さまに対して素直になれなかったのかと
とても後悔しました。菊さまがこんな健康状態になっていたとはつゆしらず、強情を張り通していた
ために、早く病気に気づいてあげられていたかもしれないのに・・・。


51 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/15(木) 20:31:49
 私は到着したタクシーになんとか菊さまを乗せ、病院へ急ぎました。
タクシーの中でも、菊さまはうなられていました。
「菊さま、大丈夫ですか?菊さま、なぜこんなことになられてしまったんだろう・・・。」
私は半泣き状態でした。
15分ほどして病院に到着しました。
運転手さんにも手伝ってもらって、病院の中に菊さまを運びました。
受付の人に事情を説明しました。少し患者さんがいましたが、なんとかすぐに
診てもらえることになりました。
「発疹がでているそうで、うわーこりゃすごいな。いつからですか?」
先生が言われました。
「菊さま、いつからですか?」
「あー、今日の・・・夕方ぐらいから・・・。」
「熱はかりましょう。」
熱を測ると、39度ありました。
「じゃあ点滴をしますから。1時間はかかりますので。」
「先生大丈夫なんでしょうか?」
「多分何かにあたったんじゃないかと思います。何か思い当たることは?」
「菊さまどうですか?」
「うーん、今朝揚げパン食べて、昼はとんかつ弁当食べて。それだけです・・・。」
「その前の日は?」
「夜寿司を食べました・・・。」
「うーん、魚の油か、揚げパンか、とんかつか、とにかく油と、そのときの体調が悪く重なって
 このような状態になられたと考えられます。まあ、とにかく点滴して発疹を抑えましょう。」
菊さまはベッドに寝かされました。
もう発疹だらけの菊さまはそれは哀れでした。
私は菊さまのそばについて一生懸命心の中で早くよくなるように祈りました。


52 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/15(木) 20:58:50
157 :名無しさん@板分割議論中 :2007/02/15(木) 02:52:28
10年くらい前の夜中、私が勤めていた緊急病院に菊地さんが来たことがありました。
夏なのになぜかコートを着ていてダラダラと汗をかいていたので
何があったんだろう?と近づいてみたんですね。
すると、どこからか猫の「ニャー」と鳴く声が
辺りを見回しても猫の姿はありません。
気のせいかなと思って菊地さんの方を向き直るとまた「ニャー」と聞こえてくるんです。
しかも、菊地さんの方から
そこで私思い出したんです、菊地さんが大の猫好きだということを。
優しい菊地さんは家の前で引かれていた猫をコートの下に隠して連れて来たんだと。
夜中だから動物病院も開いてない、
仕方なくコートに隠してウチに来たんだと。
私は感動して、すぐ菊地さんを病室に連れて行きました。
「心配しないでくださいね。私も一緒に先生を説得しますから」と声をかけ、先生を呼びに行きました。
そして先生と共に病室に入ると
そこには下半身裸で股間から猫の生えた菊地さんが・・・
あれ以来病院は辞めました。
私には向いてなかったんだと思います。


53 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/15(木) 21:49:46
1時間ほどたち、点滴がはずれました。
「菊さま、気分はどうですか?」
「ああ、さっきよりはましかな。かゆみもひいたみたい。」
「あーあ良かった。先生、もう帰れますかね?」
「はい、クスリ出しときますから、受け取って帰ってくださいね。それにしても、早く来てもらって
 良かった。もうちょっと遅かったら、内臓や、器官に発疹ができて呼吸ができなくなって死ぬという
 ケースもありますからね。発疹を甘くみないように。油ものにも気をつけるように。」
「はい、ありがとうございます。」
私は菊さまを待合室の椅子に座らせて、会計を済ませ、タクシーに菊さまを
乗せ、一緒に帰りました。菊さまの家に到着しました。
「あっ、お母さんに一応電話しておこう。」
私は母に菊さまの状態を話しました。母は安心したようでした。
「看病してから帰るから。」
私は母に断りを入れ、ここ数日の罪ほろぼしの為、菊さまが眠るまで看病することにしました。


54 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/15(木) 21:57:23
「菊さま、下着を着替えましょう。あっ、その前に蒸しタオルで体ふきましょうか?」
「ああ、おねがい。」
菊さまは弱弱しく答えられました。

秀規は急な病になったおかげで、○○と仲直りできてよかったと思っていた。
○○に体を拭いてもらって、下着を着替えた。そしてパジャマに着替え、ベッドに入った。
「菊さま、クスリ飲みましょう。なにか胃に入れたほうがいいから、ホットミルク作りますね。」
○○は甲斐甲斐しく動いてくれた。秀規はとても嬉しかった。
こんなに自分のことを心配してくれるのは、やっぱりこいつしかいない。
秀規はうっすらと涙を浮かべていた。


55 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/15(木) 22:04:43
「菊さま、ホットミルクできました。どうぞ、あっ涙が出てますよ。」
私はハンカチで涙をそっと拭いてあげた。
「なぜ泣くんですか?どっか痛いところでもあるんですか?」
「痛くないよ。でも心が痛むんだ。お前のこと傷つけたのにお前は結局俺の
 こと許してくれたんだよね。お前が優しさがとても胸に沁みる。」
菊さまは今弱ってるから、感傷的になられているのだろう。
でも、そういわれて悪い気はしない。
「菊さま、わたしこそ意地を張って菊さまを苦しませてしまってごめんなさい。」
そういうと、菊さまは私を抱き寄せた。そしてキスしてくれた。
ミルクの味がほんのりするキスは、私と菊さまをいっそう強く結びつけた。
「さあ、クスリのんで、早く寝ましょう。」
私は菊さまを寝かせて、冷たいタオルを絞っておでこに乗せた。
「ありがとう○○、おやすみ。」
菊さまはしばらくするとクスリのせいか、すやすやと眠りにつかれた。
私は菊さまの安心したような寝顔を確認してから、菊地邸を後にした。

56 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/15(木) 22:07:35
 (`Д´(`  )<誤字脱字だらけの文章すみません。おやすみなさい。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|
|  | ̄ ̄ ̄ ̄|  |
|  |  @  @|  |
|  |@  @  |  |
|  |____|  |
|__________|



57 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/15(木) 22:43:43
ギャグセンス抜群の作家様は?新スレになってから小説書いてないよね?

58 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/16(金) 22:51:00
>>57
書いてらっしゃいますよ。

59 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/16(金) 22:56:02
>>57
間違えた、前スレのコピーだった。
官能作家さまに繋がるように文章が流れていかない。
話の設定に問題ありか?


60 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/16(金) 23:06:29
家に帰ると、母から菊さまが玄関で落としたと思われる手紙を受け取った。
読んでみた私は、なぜ菊さまが私を写生したか理解することができた。
菊さまが私のこと絵で残しておきたいと思うくらい愛してくれているということが
分かり、私は菊さまを今までで一番いとおしく思った。

 次の日私はいつもより1時間早く起きて支度を済ませ、菊さまの家に向かった。
合鍵を使って中に入った。
菊さまはスヤスヤ寝ておられた。
私はおかゆの用意と、水分補給の為のポカリスエットを作り、菊さまの替えの下着や
パジャマを用意した。
私が動く音で目が覚めたらしい。
「あ、おはよう、来てくれたの?」
「はい、おはようございます。今から仕事に行かなければならないので、あまり
 長居はできませんけど。」
「ありがとう、なんだかだいぶ熱下がった気がするんだけど。」
「計ってみますか?」
菊さまが熱を測られ、熱が平熱に戻ったようです。
「菊さま、土日はお仕事ですよね?」
「ああ、そうなんだ。」
「なんとか治してお仕事にいけるように今日はゆっくり休んでくださいね。」
「ありがとう。」
私は、菊さまに新しい下着とパジャマに着替えてもらった。
「菊さま食欲のほうはどうですか?」
「うん、少し空いてる。」
「じゃあ、おかゆを食べてください。それとポカリスエット作ってますので、
 枕元においておきますね。」
「分かった。」
「じゃあ、私は仕事に行きますので、また、夕方きますね。いってきます。」
「いってらっしゃい。○○、早く帰ってきてね。」
菊さまは私に投げキッスしてくれた。

61 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/16(金) 23:06:52
>>58
菊地様大好き!って言うのが伝わってくる作家様の小説は分かるんだけど、
改行が多いギャグとエロを調和させた作家様の小説はどれの事言ってるの?
>>47はアンチで>>52は某スレの改変コピペだし。

明日は久々の生菊地様が見れるー!楽しみ!

62 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/16(金) 23:09:32
>>61
官能作家さまはまだ具合がお悪いのかもしれません。
根気よく待てばまた書いてくださると思います。
明日のライブ楽しんできてください。
毎度だらだら小説ですみません。
おやすみなさい。

63 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/16(金) 23:13:13
>>62
ごめん。リロってなかった。体弱いって言ってたから体調悪いのかもね。おやすみなさい。

64 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/17(土) 01:50:05
生菊久しぶり♪興奮して眠れない♪

65 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/17(土) 19:37:35
 菊さまは土曜日仕事にでかけられた。
ファンデーションで発疹の後を隠し、万全ではない調子でライブに出演された。
私は夕食を作って待っていた。
油物を控えた食事にした。白身の煮魚にほうれん草の胡麻和え、大根の煮物、味噌汁、ご飯はやわらかめに
炊いた。それと、ベッドのシーツ。菊さまの汗で湿っぽくなっていた。
枕カバーやパジャマと共に洗濯した。そうこうするうちに菊さまが帰ってきた。
「ただいまー。」
「おかえりなさい。体調どうですか?」
「ああ、疲れた〜。」
菊さまは上着を脱がれ、ネクタイをはずしながらソファーに座り込んだ。
顔色の悪さはいつものことだけど、やっぱり元気なさそうだった。
「発疹だいぶひかれましたね。」
「ああ、でも完全じゃないみたい。お腹にも小さく残ってるから。
 あっ、ご飯できてるの?たべようかな。」
「食欲ありますか?白身の魚、煮たんですけど大丈夫ですよね?」
「ああ、大丈夫だろう。食べるよ。」
そういうと、菊さまはうがい手洗いを済ませ、食事しはじめた。
「魚、美味しい。煮物も和え物もおいしい!でも味噌汁薄いな。」
しまった、つい家の味付けにしてしまった。菊さまは濃い味付けでないと怒るんだった。
でも菊さまはそれ以上何も言わず黙々と食事をされた。
「うっかりしてました。次は濃い目に作ります。」
「いいよ、完璧な人間なんてこの世にいないから。」
菊さまはいつもだったら火がついたように怒るのに、さすが弱っているだけあって
おとなしい。いっそのことずーっと体調悪いほうが喧嘩とかにならずに済むのかな?
でも元気の無い菊さまはやはり哀れなので、早く元気になって欲しいと思った。

66 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/17(土) 19:52:14
食事を済まされクスリを飲んだ菊さま。
「菊さまお風呂入りますか?」
「ああ、入るよ。でもたいぎー。」
「じゃあ、簡単に済ませて早くあがるようにしたら。」
「そうしようか、一応仕事したもんな。明日も仕事あるし。」
そういうと菊さまは風呂に入った。私はその間に洗濯物を乾燥機にかけたり茶碗を洗ったりした。
しばらくして菊さまが風呂からあがられた。
「菊さま私そろそろ帰りますね。」
「えっ、もう帰るのか。」菊さまは少し残念そうに言われた。
私はかばんの中から小さな箱を取り出した。
「菊さま、遅くなりましたけど、これバレンタインのプレゼントです。」
「わー、ありがとう。」
菊さまはすぐ包みを開けられた。小さなハートのチョコが数粒入っている。
さっそく一粒食べられた。
「うん、美味しい。お前からはもらえないとあきらめてたんだ。だから余計嬉しい。」
「菊さまを病院に運んだ日、帰ってから菊さまのお手紙読みました。私菊さまの本心が分かって
 とても嬉しかった。だけど、もっと菊さまのこと分かってあげられたらこんなに喧嘩することも
 なかったんだろうと反省しました。」
「もういいじゃん。喧嘩したからこそ俺たち絆が強くなったと思わないか?」
そういうと、菊さまは私を優しくだきしめてくださった。
私もそれに答えるように菊さまの背中に腕を回した。
痩せて頼りなく思える背中。だけど私にとってはとても愛しくて大切な体。
私たちは久しぶり熱く長いキスを交わした。

おわり


67 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/19(月) 19:37:30
http://wiki.fdiary.net/hikuchi/

68 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/19(月) 19:40:07
↑これ、菊さま小説に各々題名がつけられて、整理されています。
もう落ちて見れないと思っていたから、昨日見つけたときすごく驚いたのと、
嬉しさで、これ作った方にとてもありがとう!って言いたいと思いました。
皆さんもう知ってるかな?ぜひ見られてない方、見てみてください。
作った人、ありがとうございます。

69 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/19(月) 22:00:28
http://blog.livedoor.jp/hiranotti69/archives/50890642.html

70 :名無しさん@板分割議論中:2007/02/19(月) 22:01:34
↑ 菊さまの後輩の方が書かれたブログです。
  菊さまの日常が伺えて、なかなか面白い内容です。

71 :名無しさん:2007/02/19(月) 23:20:06
>>67
そ、そんなの知らなかった!ありがとう!
にくちゃんねる閉鎖されて読めなくなって勿体無いと思ってたけど・・・
ここの住人さんが作ったんだね。管理人さんありがとう!
やっぱりこのスレの人たちみんな大好きだわ!

72 :名無しさん:2007/02/20(火) 01:30:44
>>67-70
ありがとう。こんなまとめサイトがあっただなんて!

なんで作ってくれた人ここにURL載せてくれなかったのさ!
67さんが教えてくれなかったら知らないままだったよ。
あの名作股間騒動と東京タワーがまた読めるだなんて嬉しい。
作ってくれた人ありがとう!

73 :名無しさん:2007/02/20(火) 17:42:33
>>67
トイレットペーパー読んだらうけた。
ポッドキャスト聞いてなきゃ意味わからないんだろうけど…。

74 :名無しさん:2007/02/20(火) 21:09:43
>>72
自分もその二作好きだw

こうして見ると意外と沢山作品があったんだね。
作家様、管理人様ありがと!

75 :名無しさん:2007/02/21(水) 11:42:37
45回のpodcastで、山田君が菊地君の家に遊びに行って布団にくるまりながら話をした
って一言が忘れられない

76 :名無しさん:2007/02/21(水) 11:54:02
>>75
一生覚えていてね。忘れないでね。

77 :名無しさん:2007/02/21(水) 16:49:25
さすがゲイコンビ!

78 :名無しさん:2007/02/22(木) 21:44:07
 菊さまから夕方電話で呼び出しがありましたので、菊地邸へ急ぎました。
ご自宅にお邪魔すると菊さまが台所でなにやら作業をしておられました。
「菊さま、何かお料理されるんですか?」
「ああ、スパゲティー食べたいんだ。手伝ってくれ。」
私は言われるまま、パスタをゆでようとしました。
しかし、ものすごい量です。どうみても2人分の量じゃない。
「菊さま、量が多すぎると思いますが、いいんですか?」
「ああ、いいんだよ。」
いいっていうから私は全部ゆでました。
菊さまは、大きなボールに美味しそうな辛子明太子を入れていました。
「菊さま、それ美味しそうですね。高いんですか?」
「そうでもないよ。よしこれぐらいにして、次は・・・。」
すると、菊さまは業務用と思われるマヨネーズを出して明太子の入ったボールに
入れようとしました。
「ちょっと菊さま、マヨネーズそんなに入れるんですか?まってください。」
私は菊さまを静止しようとしました。
「うるさい!全部入れるんだい!」
「き、菊さま。いくらなんでもものすごいカロリーですよ。体に悪いからやめてください。」
「やかましい!食べたいもの食べて何が悪いんだ!俺の勝手だろ!」
そういうと菊さまは私を突き飛ばしました。

79 :名無しさん:2007/02/22(木) 21:54:08
おもいっきり突き飛ばされ吹っ飛んだ私でしたが、頭にきたので、すぐに菊さまに
しかえししました。すると、菊さまはマヨネーズを持ったまましりもちをつき、そこらじゅうに
マヨネーズが飛び散りました。
ヨーロッパ調にコーディネートされている台所がマヨネーズだらけになりました。
もちろん、菊さまの服やら顔にもマヨネーズが飛び散りました。
「おまえ!何してくれるんだ!ぶっ殺す!」
そう言うと、菊さまは立ち上がろうとしましたが、マヨネーズの油で滑って、こけてしまいました。
「菊さま、天罰ですよ。だいたい1キロもあるマヨネーズを全部使おうとするなんて異常です。」
「うるさい!テレビでやってたのをまねしたかったんだ。邪魔するな!今すぐマヨネーズ
 買ってこい!」
「それはできません。こんな体に悪いもの、菊さまに食べさせられません。」
「うるさい!食べるって言ったら食べるの!」
まったく、言い出したら聞かない人だから。でも菊さまの体を思って私は菊さまに言い放ちました。
「自分の体を大事にしない人、嫌いです。ものには限度ってものがあります。
 食べたいから食べるって、動物じゃないんですよ!人間だったらもっと考えて行動するべきです。
 それとも菊さまはそんなことも分からないような馬鹿な人なんですか?だったら私はそんな人とは
 一緒に居たくないです。」
菊さまはかんかんになって怒りました。
「だったらもう帰れ!お前なんかもう顔も見たくない!」
そういうと、空になった大きなマヨネーズの容器を私にぶつけました。
わたしのお腹に思いっきりあたりました。痛かったけど私は我慢して、菊地邸をあとにしました。


80 :名無しさん:2007/02/22(木) 22:03:06
 私は家に帰って、鏡でお腹を見てみました。ものすごく赤くなっていました。
「あーあ痛かった。ちょっと冷やしたほうがいいかな?」
私は台所でアイスノンを探しました。
「あら、なに探してるの?」
「ああ、アイスノンある?」
「あるけどどうしたの?」
「ちょっとね、お腹痛くて。」
「お腹いたいんなら温めなきゃ?」
「いや、打ったんだよね。」
私は母に腹を見せました。
「まあ、どうしたの一体?」
「実は・・・。」
私は事の顛末を母に話しました。
「まあ、菊地さんも乱暴ね。でもなんでそんなにたらこスパゲティーを大量に食べたがるのかね?
 あの人痩せてるのにそんなに食べるの?」
「うん、大食いの気があるみたいよ。で、テレビで大食いやっててそれに感化されたみたい。
 大量のスパゲティーゆでてたもん。たぶん5袋分ぐらいあったと思う。」
私はアイスノンでとりあえず冷やしてみました。ああやっぱり冷たい。
「お腹は大事なんだから、まったく今度菊地さんが家に来たら一言言わなきゃね!」
母が怒っていいました。
「でもお母さん、もう来ないと思うよ。だってもう絶交したようなもんだもん。」
私はお腹が痛かったけど、もっと痛くなっているところがありました。
心がなんだか痛い、そして菊さまを失った悲しみが襲いました。

81 :名無しさん:2007/02/22(木) 22:12:06
 そのころ秀規は、パスタをゆで終え、台所のマヨネーズの汚れをふき取っていました。
「くそーあの女め!ぜったい許さない!」
秀規はいらだっていた。せっかくお腹をすかせて大量のたらこスパゲッティーを食べる準備
をしていたのに、あの女が全部邪魔した。秀規はそう思い込んでいた。
片付けて、服についた汚れも落とし、秀規はマヨネーズを買いに行った。
そして、念願の1キロ分のマヨネーズをボールに落とし込み、隠し味にしょうゆも入れて
濃厚な明太子のソースを作った。
そこへ先ほどゆでたパスタ1.5キロ分を入れまぜた。
「ふふふ、美味しそうなパスタができたぞ!いただきまーす。」
ボールに入れたままスパゲッティーにかぶりつく秀規。それはもう、腹をすかせた獣が餌にかぶりつくような
姿であった。くちゃくちゃ音をたて、そこらじゅうに食べかすをこぼし、汚くしていた。
とりつかれた様に貪り食う秀規は、もうそれはそれは浅ましかった。
30分でそれを食べ終えた秀規の腹は膨れ上がっていた。
「あーあ食った食った!食べたら眠くなってきちゃった寝よう!」
秀規は彼女のことも忘れてうとうとと眠りについた。

82 :名無しさん:2007/02/23(金) 19:34:55
秀規は満腹感で深く幸せな眠りについたが、暫くして酷い気持ち悪さで目が覚めた。

「おぇっ気持ちわりぃ。おぇー!」
秀規はベッドの上に吐いてしまった。
「・・・ヤベッ腹いてぇ!」
秀規はトイレに駆け込んだ。

秀規は大量のマヨネーズのせいで体調を崩し、吐き気と下痢が止まらなかった。

「おぇー!げぇげぇ・・・はぁはぁ・・・」
吐き過ぎて苦しい・・・こんな事になるならアイツの言う事聞いておけば良かった。
秀規は便器を抱えながら途方に暮れた。

その頃○○はベッドの上にいた。
はぁ・・・もう会う事はないのかなぁ。会いたいよ・・・でもあれは明らかに菊さまが悪い。

もしこれからも付き合っていくとしたら、毎回意見の衝突になると思う。
菊さま変人だからなぁ。でも変人な所が好きなのも事実。

放っておけば良いのかも知れないけど、菊さまの事心配だし。
何とか上手く付き合っていけないだろうか?

あっ!そうだ!私は急いでスーパーに向かった。
・・・あったー!
これは理研のマヨネーズタイプの調味料。今月発売されてたのだ。

これなら油も卵も未使用だし、これを菊さまプレゼントして仲直りしよう!
私はその足で菊さまの家に向かった。

83 :名無しさん:2007/02/23(金) 20:06:03
ガチャッ
「菊さまー私ですけどー!」
返事がない。やっぱりまだ怒っているのかしら?私は別に悪くないのに。
でもここは私が大人になって謝ってあげなきゃ。

「菊さまー失礼しますよー!」
私は部屋に入ると酸味のある臭いがした。何この臭い・・・?
菊さまは部屋にいない。

部屋に残されていたものは食いカスと汚い皿。
そして・・・な、何あれ!?
私の目にはベッドの上にある嘔吐物が映った。

臭いの原因はこれか!何でベッドの上にゲ○があるのよ。気持ち悪い。
って事は菊さまが吐いたの?具合が悪いのかしら?

「おぇー!」
菊さまの声だ!
「菊さまーどこにいるんですかー?」
私は捜し回ってトイレのドアを開けた。

「菊さま、大丈夫ですか?」
「・・・げぇげぇ・・・気持ち悪い。」
「何があったんですか?風邪ですか?」
「・・・マヨネーズ食い過ぎた・・・」
「ぷw私の言う事聞かないからですよw自業自得ですね!w」
「お前・・・笑ってんじゃ・・・ねぇよ・・・」
菊さまはかなり衰弱しきっていた。

「もう。本当馬鹿なんだから。」
私は菊さまの背中を擦り菊さまを楽にさせた。

84 :名無しさん:2007/02/23(金) 20:43:56
「・・・はぁはぁ。大分マシになってきた。」
「良かったですね。じゃあベッドで休みましょう。立てますか?」
「あぁ。」
私は菊さまを支えながら部屋に入った。

あっ!今ベッド汚れてたんだった!
「菊さま、ベッドの替えのシーツどこにありますか?」
「・・・分からない。」
菊さまは床に寝転がる。

「ちょ、そんな所で寝たら風邪引きますよ!」
私は屈んで菊さまの顔を覗き込むと、
菊さまは私の腰を掴みお尻や太ももの辺りを弄り始めた。

「キャッ!ダメです!!具合悪いんでしょ!」
「おとなしくしろ!」
「イヤー!ダメー!」
「・・・よいしょ・・・ふぅ落ち着く。」
菊さまは私の膝に頭を乗せた。

「へ?菊さまもしかして膝枕してほしかったんですか?」
「うん。」
「それならそうと言って下さいよ。でも菊さま、先に着替えましょうか。
服汚れちゃってますし気持ち悪いでしょう?」
「このままで良い。」

嘔吐物がついた菊さまに膝枕するのは抵抗があったので
着替えさせようとしたが、菊さま激しく抵抗する。
うぇ〜ん、このスカート買ったばかりなのにー!しかも臭いよー!

85 :名無しさん:2007/02/23(金) 21:19:32
変態作家様kitrー(゚∀゚)

86 :名無しさん:2007/02/23(金) 21:19:52
「○○愛してるよ・・・」
衰弱した菊さまはそんな事を弱々しく言う。
本当困ったさんだけどこういう所が可愛いかったりする。
「私も愛してますよ。」
私は菊さまの髪を優しく撫でた。

「うっ腹いてぇ・・・」
「大丈夫ですか!?」
私は菊さまのお腹を優しく擦る。
「あぁ・・・落ち着いてきた。人の温もりって良いものだな。」
菊さまは私のお腹を擦り始めた。

「痛いっ!!!」
「えっ!?何で!?」
「・・・菊さまさっきマヨネーズの容器を私のお腹に投げたでしょ。
もの凄く赤くなっちゃいましたよ。」
「ごめん・・・本当ごめん。」
「もう良いですよ。でも約束して下さい。もっと自分の体を大事にするって。」
「分かった。約束する。本当ごめんな。」

私は菊さまに水分補給させ、暫くして菊さまは私の膝の上で寝てしまった。
もう!寝ちゃったの?私寝れないじゃない!今夜は徹夜かぁ・・・。

でも菊さまの寝顔や寝息、体温・・・こんなに近くで感じられて幸せ・・・。

87 :名無しさん:2007/02/23(金) 21:55:25
翌朝私はそっと菊さまの頭をそっと退かし、シーツの洗濯と朝食のおかゆを作った。

「ん・・・○○おはよう。」
「おはようごさいます。具合どうですか?」
「うん。戻ったみたい。」
「良かった!おかゆ食べますか?」
「うん。」

「モグモグ。米の甘味が感じられるな。マヨネーズなんかよりずっと美味しい。」
「そうでしょう。あっ!でも私、昨日マヨネーズタイプの調味料買ってきたんです。
これは油も卵も未使用なんですよ!マヨネーズが食べたくなったら使って下さい!」
「そんなのいらねぇよ!バカヤロコノヤロオメェ!」
「は?」
「もうマヨネーズは懲り懲りだ。」
菊さまは涙目で言った。

「ぷwあっでも今回の事はネタになるんじゃないですか?
ポッドキャストの下げ株で話して下さいよw」
「んな事言うか!恥ずかしいだろ!」
「恥ずかしいって菊さま普段から恥ずかしい事言ってるじゃないですか。」
「それでもこの話はしない!この事は忘れる!お前も忘れろ!」
菊さまは顔を真っ赤にして怒っていた。

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